歯の欠損放置は危険!インプラント治療は早めの決断が大事!

Health

これまで放置してきて、やっと重い腰を上げ去年から始めたことなのですが、そのことについて記事にしようと思いました。
タイトルのとおりですがインプラント体験談・第1回目ですです。
治療を始めた当時、僕自身も思い悩み体験者の生の声を知りたく記事を探したのですが実際の手術の写真などが見られるような記事が見つからず(歯医者さんが作った患者さんの体験レポートや専門家の著書とかは多いのですが・・)、手術するかどうか随分悩みました。
そのときのことを思いだし、僕のように今後インプラントを検討する方のお役に立てればと考え、自分で撮影した写真や資料なども掲載した分かりやすい記事になればと思っています。
長く治療していなかった歯を治すために歯医者に通い始め、インプラント治療を決意し手術を受けてから現在に至るまでの話しなので、それなりに書くことも多く、何回かに分けた記事になると思いますので、それぞれ合わせてお読みいただければ幸いです。

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伸び続けた歯とインプラント治療

2018年12月
約三年ぶりに歯医者さんに訪れた僕は、担当歯科医のA先生に初診察してもらったときに、まず驚かれました。「ずいぶん、治療途中の歯が多いですね!」と。
そうなんです。僕は歯医者さんに通ってはすぐに行かなくなり、その歯医者さんに行くのは気まずくてまた別の歯医者にさんにいくということを繰り返していたのです。
当然、虫歯は完治していませんが「今は忙しいし痛くなければいいか。最近はインプラントという方法もあるし、きっとどうとでもなる」とついつい後回しに・・・。
そんなふうに軽く考えていたので、治療中の歯が悪化していたり、新たな虫歯が見つかったりと、なかなかに酷い状況でした。
ちなみに人間の歯は健康な状態だと以下の図のように上が16本、下が16本、合わせて32本並んでいます。
まだ治療中だった上の歯の奥歯ももちろん心配だったのですが、それよりも僕が最も気になっていたのは右下の奥歯というか、奥歯があったはずの何もないスペース。
今から約10年程前、最後の虫歯を抜いたときに僕の右奥歯は最前列の一本(第一小臼歯)を残して全て無くなってしまっていたのでした。ただただ歯磨きが雑で、虫歯を悪化させてしまい一本ずつ歯を失っていったのですが最後の一本は、とにかく虫歯が痛くて酷い痛みの中で仕事をしていたことを覚えています。それでも歯医者に行きたくなかった僕は市販の痛み止めの薬を飲んでやり過ごそうとしていました。そしていよいよ我慢できなくなって職場近くの歯医者に駆け込み、すでに手の施しようのなかったその奥歯を抜いてもらったのです。その後、2回ほどその歯医者さんには言った記憶があるのですが痛みがひいて、次の予約を入れるときに仕事の忙しさを理由に「次はいつ来れるか分からないので、また都合の良いときに連絡します」と言ったきり、なんの連絡もせずその歯医者さんには二度と行っていません。
もちろん歯医者さんに落ち度があったとかではなく、ただ単に僕が歯の治療を後回しにしたかったというだけです。

そんなわけで4本の奥歯があったスペースは抜歯されただけの何もない状態で10年近く放置されていたのです。もちろん右側で食べ物を噛むことはずっと出来ない状態でしたが、左で噛めば良いだけでそこまで困ったことにはなっていませんでした。ただいずれは入れ歯かインプラントをすることになるだろうと漠然と思っているだけで、それでも自分ではまだ若いと思っていた手前もあったので入れ歯だけは回避したい気持ちはありました。
レントゲン画像にはぼっかりと奥歯4本分(親知らずも入れて)のスペースが空いているのが見えます。担当歯科医のA先生はその画像をゆび指しながら言いにくそうに言ったのです。それも僕が予想もしなかったことを。
「ここなんですけど・・下奥歯がない部分に上の歯が伸びてきてしまっています。このままではインプラント手術は難しいかもしれません」
きっとインプラントを勧めてくるだろうと思っていた僕は不安になって聞き返しました。すぐにA先生の説明が続きます。それは思いがけない理由でした。
下の奥歯が虫歯で全部無くなってしまっている僕の歯の現状は、上奥歯を受ける下の奥歯が無いという状態。受ける歯がなくどこにも当たらない上奥歯は噛み合わせの刺激を求め、下へ下へと伸び続け、もともと奥歯があった歯茎に近づいていくというのです。A先生の説明のとおり明らかに他の歯よりも伸びている上奥歯が確かにレントゲンに映っています。
そのときの僕の歯全体は以下のような状態です。右下奥歯は4本ありません。その上の奥歯2本が長い年月をかけて下に伸びてきていたのです。
歯が伸びてくると、どうしてインプラントが難しくなるのか?それはごく当然な理由なのですがインプラント手術で歯を入れようにも、歯と歯茎の間に新しい歯を入れる隙間が無いからです。
呆然としながら奥歯の伸びたレントゲン写真を僕が見ていると、A先生は今後の方針として、いくつかの方法を提案してくれました。

提案1.上の奥歯2本を削っしく歯を入れるスペースを確保してからインプラント手術
→歯を削る深さが神経を痛めない程度であることが条件
健康な上奥歯を削ることになるので、上奥歯の寿命を縮めてしまうリスクがある

提案2.そもそも上の奥歯を神経ギリギリまで削っても歯を入れるスペースが確保できない場合はインプラントを諦めて入れ歯を作る
→歯茎と入れ歯の間に食べ物が詰まったり、不便さを考えると気が進まない

提案3.そもそも上の奥歯を神経ギリギリまで削っても歯を入れるスペースが確保できない場合、右上の奥歯2本も抜いて右下奥歯ともにインプラントにする
→健康な歯を抜くリスクと、大規模な手術になるため費用がかかる

残念ながらその中に僕が即決できるような提案はありませんでした。
ちなみにインプラントは保険適用外なので費用は100%自分で負担しなければなりません。しかし入れ歯は保険適用内で作ることが出来ます。
そう考えると「提案2」の入れ歯はノーリスク、低予算で出来ますが、面倒くさがりで痛がりの僕が入れ歯を作ったとしてもきっと使わずに終わる気がしました。
ちなみにインプラント費用の相場は一本35万円(歯医者さんによって金額は変動します)。もし「提案1」が可能だったとしても3本インプラントした場合は100万ほどかかる計算になります。もし「提案3」になろうものなら150万以上の費用になるでしょう。しかもどちらも健康な歯を削るか、抜くか、しなければなりません。
もっと抜けた歯を放置せずにもっと早いタイミングでインプラント手術を考えていれば、少なくとも健康な歯を傷つけることはなかっただろうに・・・忙しさを理由に中途半端な歯科治療をしかしてこなかった自分を本気で悔やみました。
その場で結論を出すことが出来ず、黙ってしまった僕にA先生は「よく考えて、どうするか決まったら教えて下さい。今すぐ決めなければいけないことではないので」と言ってくれました。

いずれにしても悪化した虫歯を治療するために、しばらく通院の日々が続きます。インプラント手術をする場合はそれら虫歯の治療が終わってからという話しも聞いていたので、完治までかなりの時間がかかることは間違いありませんでした。

《インプラントのメリット・デメリット》
メリット
・本来の自分の歯と変わらないほど、しっかり噛むことが出来る
・本来の自分の歯と変わらないくらいの見た目が得られる
・毎日の手入れは他の歯と同じようにしっかり歯磨きをするだけ
デメリット
・手術が必要(※手術の成功率は100%ではない)
・手術後も定期的な状態チェックとメンテナンスが必要
・保険適用外なため全費用個人負担
・治療期間が長い(半年から一年弱)
《入れ歯のメリット・デメリット》
メリット
・保険適用内で作ることができるため実費の3割負担で済む
・治療のリスクがない
・治療期間が短い(3ヶ月程度)
デメリット
・咀嚼機能が低い
・歯茎に馴染むかどうか、噛み合わせが安定するかなど慣れるまでが大変
・初めて部分入れ歯を使用する人は馴染まずにやめてしまう人が半数
・入れ歯の管理や手入れが大変
まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
「噛み合わせが無ければ歯は伸び続ける!インプラント治療は早めの決断が大事!」いかがでしたでしょうか。
続きの第2回もぜひ読んでみてください。

▶️第2回・インプラントが出来ないケースと治療における歯磨きの重要性!

実は現在も続いている僕のインプラント治療ですが、あと一月もすれば終了ということになりそうです。その際には実際のインプラントの写真もアップしたいと思います。
この記事が少しでもインプラント治療を検討されている方のお役に立てれば幸いです。

▶️第2回・インプラントが出来ないケースと治療における歯磨きの重要性!
▶️第3回・インプラント治療は実際にいくらかかるの?手術費の試算とその解説
▶️第4回・インプラント手術の前に必要なこと!歯石の除去、虫歯治療と被せ物
▶️第5回・インプラント手術前に提出する書類・同意書と契約書の内容とは?
▶️第6回・インプラント埋込手術体験談!手術前の準備と手術後の注意事項も解説
▶️第7回・ついにインプラント仮歯完成!手術の予後と人工歯の材質選定
▶️第8回・インプラント人工歯完成!装着時の噛み合わせ調整と日常的な使用感を解説

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