インプラント埋込手術体験談!手術前の準備と手術後の注意事項も解説

Health

インプラント体験談記事の第6回目です。
前回はインプラント手術前に提出する同意書と契約書について、実際の書類なども交えて記事を書かせて頂きました。
まだ第5回目の記事をお読みでない方は、こちらからご覧下さい。

さて今回はいよいよインプラント埋込手術について書かせて頂ければと思います。
自分で撮影した写真や資料なども掲載しているため、お見苦しく、不快に感じる部分もあるかと思いますが何とぞご容赦下さい。
僕のように今後インプラントを検討する方のお役に立てれば幸いです。

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インプラント手術

2019年4月
虫歯などの治療も一通り終わり、手術料金の支払いも済ませ、僕はとうとうインプラント手術の当日を迎えていました。手術後は顔が腫れるという話しを聞いていたため、もともと予定していた結婚式もしっかり終わらせていたため心残りはありませんでした。おそらく今日と明日は自分は使い物にならないだろうとも考え、仕事も明日の分までばっちり終わらせてありました。まさに準備万端というヤツです。
ただ本当のことを言えば、やはり手術は恐ろしくあまり眠れなかったため寝不足で、もし手術中に眠ってしまったらどうしようとか、そんなことを考えながらいつもの歯医者さんの椅子に座ったことを覚えています。

《インプラント手術前の準備》
・しっかり睡眠を取ること
・飲酒、喫煙は避けること
・あらかじめ丁寧に歯を磨いておくこと
・手術当日は身体を圧迫するような服装はさけること
→血圧計などの器具を装着する場合があるため
・顔の化粧、マニキュアは落としておくこと
→口のまわりを消毒したり、指先に器具を付ける場合もあるため

A先生はいつものように「もし痛かったら、右手を挙げて下さい」と言い、僕の首にエプロンをかけます。椅子がゆっくりとリクライニングしもう後には引けないのだと思いました。
あらかじめ聞かされていた手術手順はまず麻酔をし、右下奥歯のインプラント埋め込み部分の歯茎を切開し、あごの骨を露出させ、そこにドリルで穴を開け、インプラント本体を2本埋め込んだあと、歯茎を縫い合わせるというもの。
考えただけでも恐ろしい手術なので、全身麻酔でも打ってくれるのかと思いきや、普通に部分麻酔でした。そう言えば数日前に治療にきたとき「手術でIVS(静脈内鎮静法)を希望しますか?」と聞かれたときに、その場合は術後ふらついたり、目眩を起こすこともあるという話もあったので断ったことを思い出しました。

IVS(静脈内鎮静法)とは
点滴で体内に薬を投与しながら、半分眠った状態で手術を受けることができるもので、治療に対する恐怖心や不安を軽減することが出来ます。ただし手術後2時間ほどふらついたり、目眩を感じることもあるため、意識がはっきりするまで休憩するか、誰かに車で迎えに来てもらうなど必要になってきます。
もしどうしても手術が恐い人は事前にIVS(静脈内鎮静法)で手術を行うように歯医者さんに相談してみましょう。

僕は部分麻酔が歯茎に注入される、あの独特の嫌な感じを味わいながら、IVSを希望しなかったことを後悔していました。しかし「迎えに行こうか?」と言ってくれた妻に見栄を張って「一人で大丈夫」と格好つけてしまった手前、無事に手術を終わらせ、余裕の表情で一人で帰らなければなりません。
そんなことを考えているうちに、いつの間にか切開が終わっていたのか、あごの骨に強い振動が伝わってきました。ドリルでインプラントを埋め込むための穴を開けているのだとすぐに分かりました。
麻酔はしっかり効いており、あごの骨を抉られているのに全く痛みは感じません。ゴリゴリと骨を削る音と気のせいかもしれませんが何かが焦げるような匂いがしていたこと、そして口をずっと開けていることで下顎が重たく感じたこと以外に問題はなく、手術は滞りなく進んでいるようでした。
やがて、あごの振動が無くなって口の中の何かを道具で回しているような先生の動作。おそらくはインプラント本体を埋設しているのではないかと感じました。
そんなふうに手術の状況に少しずつ気持ちが慣れ始めたころ、じわじわと下顎に痛みが襲ってきました。初めは我慢できるレベルだったのですが、その痛みはやがて我慢できないほどになり、僕は懸命に右手を挙げていました。
肉を針で刺すような痛みは、おそらく切開していた歯茎を最後に縫合するところだったのではないかと思いましたが、それがとんでもなく痛かったのです。
僕の状態に気づいたA先生は、すぐに麻酔注射を打ってくれたのですが、あのときの歯茎が裂かれるような痛みは今もよく覚えています。皆さんももし手術中に痛みを感じるようなことがあれば決して我慢などせず、すぐにその状況を知らせましょう。痛みを知らせるタイミングは我慢が出来ない段階になってからではなく、とにかく痛みを少しでも感じた瞬間に伝えるべきです。
手術をしている先生も麻酔が切れるタイミングはもちろん把握していますが、それには当然個人差もあるため絶対ではありません。

具体的にインプラント埋込手術がどのような手順で行われるか大変分かりやすい動画がありますので興味のある方はご覧下さい。
※製作・著作 / 公益社団法人日本口腔インプラント学会
https://youtu.be/sr4r7VETRes

ゆっくりと椅子のリクライニングが元の位置に戻っていき、僕はようやく手術から解放されました。手術時間はとても長く感じたのですが時計を見ると、まだ1時間半しか経っていませんでした。しかし、じんじんとした下顎のうずきが確かに手術を終えたことを物語っています。
「個人差はありますが患部は腫れると思いますので、抗生物質と痛み止めを飲むようにして下さい」そう先生に言われ、受付で薬を
処方してもらい同時に注意すべき、いくつかのことを説明してもらいました。

《手術後の注意すべきこと》
・食事は柔らかめのものを食べること(おかゆ、うどんなど)
・手術部位と反対側で噛むこと
・手術部位に歯ブラシを当てないこと
・飲酒、喫煙は控えること
・激しい運動は控えること
・手術当日はお風呂には浸からずシャワー程度にすること
これらを守れない場合、手術部位の治りを遅くする他、骨とインプラントの癒着を妨げる恐れがあります。必ず手術部位の治りを確認してから行うようにしましょう。

帰宅中、早速麻酔が切れてしまい猛烈に手術部位が痛み出したため、もらった痛み止めを帰りのバスの中で飲みました。あらかじめ水を買っておいて良かったと思いました。
その日なんとか帰宅した僕ですが、夜は痛み止めを飲んでいたにも関わらず完全に痛みは無くならず、あまりよく眠れませんでした。
驚いたのは手術から二日後。手術部位がものすごく腫れてしまいマスクをしないと外出できないほどでした。
写真だとこんな感じです。手術部位は口の中ですが、その部分を中心に頬がかなり腫れていることが分かると思います。
人と会うような約束はちょっと入れられないですね(笑)。ちなみに腫れが完全に引くまで僕の場合一週間近くかかりました。
歯医者さんが言うには僕のように術後の翌日ではなく2,3日後に腫れのピークになる人が多いようですね。
もし勤め先などあまり人目に出たくない場合は有給休暇をあらかじめ取得しておくなどしておいた方が良さそうですね。

手術から一週間後、だいぶ腫れも引き縫合した部分の抜歯をしてもらいました。すでに口の中で糸は取れかけており、麻酔するまでもなく抜歯は簡単に終わりました。
こうして僕のインプラント埋込手術はひとまずの終わりを迎えたのでした。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
「インプラント埋込手術体験談!手術前の準備と手術後の注意事項も解説」いかがでしたでしょうか。
次回はインプラント手術後の様子と、仮歯(プロビジョナル)についての記事を書きたいと思いますので、気になる方は合わせてお読み下さい。
▶️第7回・ついにインプラント仮歯完成!手術の予後と人工歯の材質選定

この記事が少しでもインプラント治療を検討されている方のお役に立てれば幸いです。
 

▶️第1回・歯の欠損放置は危険!インプラント治療は早めの決断が大事!
▶️第2回・インプラントが出来ないケースと治療における歯磨きの重要性!
▶️第3回・インプラント治療は実際にいくらかかるの?手術費の試算とその解説
▶️第4回・インプラント手術の前に必要なこと!歯石の除去、虫歯治療と被せ物
▶️第5回・インプラント手術前に提出する書類・同意書と契約書の内容とは?
▶️第7回・ついにインプラント仮歯完成!手術の予後と人工歯の材質選定
▶️第8回・インプラント人工歯完成!装着時の噛み合わせ調整と日常的な使用感を解説

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