ダイエットも健康維持も肩こりにも!アラフォーから始めたい水泳と5つの効果

ここ4年ほど体力をつけるためにスポーツジム通いを継続しています。

もともとは生活習慣病の予防とダイエットのためにと考え、最初は週に2回くらいの頻度で通ってましたが、身体を動かすことの楽しさを実感し始めると徐々に通う回数は増えていき、今ではほぼ毎日通うようになってしまいました。

都度、その日の気分に合わせてランニングや筋トレなどをしているのですが、毎日のようにしているのは水泳です。

水泳を続ける理由は、もちろん泳ぐことが楽しいというのもあるのですが、やはり水泳で得られる効果が大きいと感じるからです。

この記事では4年間泳ぎ続けた僕が実感した効果とそのメカニズムについて解説していきたいと思います。

水泳は身体への負担が少ない運動の代表格
様々な怪我や病気のリハビリとして活用されることで有名な水泳ですが、その主な理由は身体への負担が少ないからです。

陸上でやるスポーツと違い、水の中は「浮力」と「水圧」があります。

身体の重さを「浮力」が助け、急激な動きを「水圧」が緩やかな動きに変えてくれるため、筋肉や関節を痛めることも少なく、安全に行うことが出来るというわけです。

僕が通っているスポーツジムのプールにも僕よりも明らかに年配なのに延々とクロールで泳ぎ続けている方がいました(それも結構なスピードで)。

お話を聞くと、ぎっくり腰になってからリハビリでプールに通うようになり、腰の痛みが改善されてからも、もう10年近く水泳を続けているとのこと。ご年齢は去年、還暦だったとのこと。

そういったシニアの方はもちろん、体力に自身の無い方や運動が苦手という方、そして無理のないダイエットを探している方にはまさにおすすめのスポーツと言えますね。

高いエネルギー消費量を誇る水泳
水泳は高いカロリー消費を期待出来る優秀な有酸素運動でもあります。

体育で水泳の授業のあとや、プールで思い切り遊んだ後、眠くなった経験はありませんか?

あれは水の抵抗を受けながら、普段使わない筋肉や身体の様々な部分をまんべんなく動かしたことによる疲労から来る眠気なのです。

ランニングと比較しても水泳のカロリー消費量のほうが2割以上も高いことも分かっており、そのダイエット効果も十分期待出来るのです。

《30分ごとの消費カロリー比較》

 
水泳(平泳ぎ)
ランニング
女性(体重52㎏の場合)
246 kcal
191 kcal
男性(体重65㎏の場合)
307 kcal
239 kcal
水泳によって得られる引き締め効果
水泳は筋トレとは違い有酸素運動なので、大きな筋肉を作るための運動とは異なります。

いわゆるごりごりのマッチョになることは難しいのですが、そのかわりゆっくり長時間泳ぐことで細く綺麗な身体になる、引き締め効果が期待は十分出来るのです。

水泳選手の体型をイメージしてみると分かり易いのですが、肩幅が広く、胸板が厚く、腰がくびれている印象です。

それは肩を大きく回し続ける動きが多いため、上半身に筋肉が付きやすく、毎日長く続けることでいわゆる逆三角形の体型に自然と近づいていくのです。

また腰がくびれてくるのは上半身と下半身の動きを合わせて腰がひねられ、水中で身体の姿勢を維持するために体幹が鍛えられてくるためです

水泳を続けてきたことで僕自身もその効果は実感していまして、水泳をしていなかったころに比べると明らかに肩幅が広くなったという印象があります。

細マッチョを目指す男性は方は普段の筋トレに加えて水泳をすると効果的なボディメイクが期待出来ると思います。

また水泳をしていると自然と姿勢が矯正されて胸が前に出てくる効果もあるため、バストアップを目指す女性にも水泳はおすすめです。

水泳ボディメイク術で詳しい記事を書いていますので合わせてお読み下さい)

喘息に水泳が良いとされる理由
「水泳は喘息に良い」という話しをよく耳にします。

実際、小学生の頃、喘息持ちだった僕もスイミングスクールに通うことで完治した記憶があります。

なぜ喘息に良いとされているのか?
その理由として「水泳の環境」と「心肺機能の強化」が挙げられます。

ご存じの通り水泳は水中で行う運動です。

喘息は気管支の収縮によっておこる発作なのですが、水中では気管支を収縮させる原因となるホコリや空気の乾燥もありません。

水中というこの環境こそが喘息に良いとされる理由です。

そして心肺機能の強化ですが、水の中では当然「水圧」があります。

この水圧が胸にかかることで呼吸筋が活発に働き、陸上運動よりも効率よく心肺機能を向上させることができるのです

また口で吸って鼻で吐くという規則正しい呼吸も水泳の特徴で、これも呼吸機能の発達に一役買っています。

そういった理由で喘息の人も水泳は続けることができ、続けることで自然と体力がつき、いつのまにか喘息が良くなっているというわけですね。

肩こりには水泳が効く
肩を回す運動が無理なく出来る水泳は肩こりに効果的な運動です。

特にクロールや背泳は方周辺の筋肉を規則正しくリズミカルに動かすことで、ほぐし効果が高く、陸上で行う運動と比べても浮力や水圧が動きを緩やかにしてくれるため、筋や関節も痛めにくいという利点もあります。

また水泳は前述したとおり、有酸素運動のため血行促進にも効果があり、体幹が鍛えられることで姿勢も良くなります。

僕のように肩こりが酷く、しかもストレートネックまで患っている人にとっては、身体を鍛えながら肩こりを治し姿勢矯正までできるという、三つの効果が期待出来る、本当にお得で欲張りなうってつけの運動と言えますね。

しかも夏場はとても気持ちいいです。

僕自身はプールは空いている方が好きなので、あまり流行ってしまって混雑されてもとは思いますが、肩こりに悩まされている方には水泳はおすすめです。

まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました!

「ダイエットも健康維持も肩こりにも!アラフォーから始めたい水泳と5つの効果」いかがでしたか?

様々な効果が得られる水泳は僕にとっては無くてはならない運動です。

体調もプロポーションも徐々に良くなり日々その効果を実感しております。

水泳については関連記事も書いておりますので、そちらも是非お読み頂ければと思います。

この記事が皆様が健康な生活を送る上で少しでもお役に立てる内容であれば幸いです。

 
 
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