鯛めし、鯛茶漬けが美味!鯛のダイエットとアンチエイジング効果、鯛の種類も解説

  • 2019年10月10日
  • 2021年4月12日
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妻のアトピーもあり最近は二人で魚料理の店によく行きます。そこで妻が毎回注文しているメニューが鯛茶漬け。あまりに美味しそうに食べるので少し分けてもらうと、これが衝撃の美味しさ!見るとご飯も鯛めしを使うなどなかなか凝っている。店主に尋ねるとはここ数年密かなブームで専門店まで出来るほど人気らしく栄養効果も高いため需要も伸びているとのことでした。
興味を持っていろいろ調べると地域によってブランド鯛なるものも存在し、なかなかの盛り上がりを見せており、ふるさと納税などでも鯛は定番の品らしいです。
そんなわけで今回は鯛(たい)について、その栄養効果や種類、食べ方などを記事にしたいと思います。

鯛は高級魚?より身近になった鯛をたくさん食べよう

鯛の身は透き通るような白さで白身魚の代表格とも言える魚です。
赤い姿も美しくお祝い事や贈り物などにも重宝されていますよね。また「海老で鯛を釣る(高価な鯛を安い海老で釣ることから、わずかな労力で大きな効果を得るたとえ)」「腐っても鯛(優れた物は多少悪い状態になっても、本来の価値を失わないというたとえ)」など有名なことわざでは高級な魚として比喩表現されています。
このようなことからも分かるとおり、鯛は昔から滅多に食べられない贅沢な魚として見られていたのですが、最近では親しみやすい価格で食べられるお店も増えてきました

【とある回転寿司チェーン店での握り寿司2個の値段】
・100円‥マグロ赤身、しめ鯖、はまち、甘エビ等
・150円‥びんとろマグロ、、たこ、ほたて
・300円‥マグロ中トロ、生サーモン、天然大海老
・600円‥マグロ大トロ

上記はとある回転寿司チェーン店でのにぎり寿司のお値段です。全体的にかなり安い値段のお店ですが、この店では鯛は二番目に安い金額で提供されていました。他のお寿司屋さんでも鯛はだいたい真ん中くらいの値段で出されることが多いようですので、今や滅多に食べられないほどの高級魚というイメージではないですね。
お店で僕や妻が気軽にお茶漬けや鯛めしなどを注文できるのも、決して不思議なことではなく、親しみやすく身近な魚なのです。

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白身魚に見られる栄養素タウリンは生活習慣病予防に効果あり

魚料理専門店はもちろん、お寿司屋さん、最近では居酒屋さんでも見かけることが多くなった「鯛」ですが、ダイエットなどの健康志向によりその需要は国内にとどまらず世界的に伸びているといいます。
そんな人気の鯛ですが、健康志向による需要の中で具体的にはどのような栄養効果が得られるのでしょう。

生活習慣病予防に効果があるタウリン
他の魚と比べ鯛が特徴的なのは生活習慣病予防に効果を発揮する栄養素が豊富に含まれていること。その中でも肉類ではほんとど摂取できないと言われるタウリンは白身魚の特徴的な栄養素で、血中コレステロール値を低下させ、血圧を正常に保つ効果があります。
さらに消化を助けるビタミンB1やビタミンB2、ナイアシンも豊富なため、子供やお年寄り、病後の方にもおすすめの魚と言えます。
ダイエットと美容に良い良質のたんぱく質とビタミン類
他の魚と比べても高タンパクで低脂肪の鯛はダイエットに向いている魚と言えます。良質なたんぱく質は血液や筋肉を作る上で必要不可欠な栄養素。皮膚や髪、爪もタンパク質から構成されており、身体作りにおいて重要な役割を担っています。
またヘルシーでありながらもビタミンDやビタミンB12などのビタミン類に加え、リンやカルシウムといったミネラル類も豊富なため、美肌効果にも期待が持てる優秀な食材です。
老化予防のアスタキサンチンと脳の働きに効果があるDHCとEPA
白身魚は主にエビやカニなどを餌としている魚が多いため、アスタキサンチンという色素を含んでいる魚が多いです。アスタキサンチン高い抗酸化作用や抗炎症作用を持つため血流を改善し、老化予防、美肌にも効果があると言われています。そして同じ白身魚である鯛もこのアスタキサンチンを含んでおり、マダイの身体が赤いのはエビを好んで食べることによる影響です。
また鯛は白身魚でありながら青魚に豊富なDHC(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)も多く含まれいます。DHCはEPAは血液をサラサラにし、脳細胞を活性化させる働きがあり魚特有の栄養素と言われています。

このように鯛には素晴らしい栄養効果があり、生活習慣病が気になる人も、日々ダイエットに取り組む人にも、積極的に摂りたい魚なのです。

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鯛の種類と旬の時期

前述のとおり、鯛の栄養素は素晴らしく人気が高いことも頷けます。しかしタイと名が付く魚はなんと200種類以上もあり、その中でも食用としての鯛の種類も多く、食べ方も様々です。
ここでは一般的に口にすることの多い鯛を中心に紹介したいと思います。

名称・旬の時期 特徴 産地
マダイ(真鯛)
旬:秋〜春
赤い身体の代表的な鯛で、お祝い事や贈り物に重宝されます。程よい甘みと食感が美味しく最もよく食べられている鯛で冬から初春の美味しい時期に獲れるマダイを桜鯛と呼ぶこともあります。刺身、鯛めし、塩焼き、煮付け、鯛茶漬けなどオールラウンドな食材です。 北海道から九州にかけての日本海、太平洋、瀬戸内海など広く分布
キダイ(黄鯛)
旬:夏
マダイより一回り小さいですが、外見は非常によく似ています。目から口にかけて黄色いため黄鯛と呼ばれています。マダイより安価で手に入り味も似ていますが一年を通して食べられ、旬はマダイとは逆の夏場です。 日本海西部・島根県から東シナ海など
チダイ(血鯛)
旬:春〜初夏
外見はマダイに似ていますが、えら部分に血が滲んだような赤い部分があり血鯛と呼ばれるようになりました。味もマダイと良く似ており、昔はマダイの名前で売られていたこともありました。価格はマダイよりも安く旬の時期は春から初夏にかけてです。 北海道南部から南、長崎県、山口県、島根県など

キンメダイ(金目鯛)
旬:冬
目が大きく全身真っ赤という特徴的な外見をしています。有名な食べ方は濃厚な煮汁が出て身の甘さが際立つ煮付けですが、新鮮なものであれば刺身も美味しいです。価格はマダイよりは安いですがそれなりに高価。旬は冬です。 関東東沖から小笠原諸島、沖縄までの太平洋沿岸
アマダイ(甘鯛)
旬:秋〜冬
名前は鯛ですが実はスズキ科に属しているアマダイ。大きさも小ぶりです。値段はキンメダイとおなじくらいの価格です。味は塩焼きにすると甘みがにじみ出てくるようで美味しさで、新鮮なものは刺身にして甘さを感じることが出来ます。旬の時期は秋から冬にかけてです。 青森から九州にかけての日本海側
まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
鯛めし、鯛茶漬けが美味!鯛のダイエットとアンチエイジング効果、鯛の種類も解説」いかがでしたでしょうか?
関連して、魚を食べるべき10の理由という記事も書いておりますので、そちらもぜひご覧下さい。
この記事が皆さまのお役に立てる情報であれば幸いです。

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