魚は身体に良い?食べるべき10の理由と栄養効果、季節ごとの魚種も紹介

  • 2019年10月6日
  • 2021年4月12日
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最近うちの食卓に毎日と言ってよいほど、よく魚が並ぶようになりました。

というのも妻はアトピーなので病院の先生に魚を食べるように勧められたらしいのです。そこまで魚を食べる習慣のなかった妻がこれを機会に魚好きになってくれることを願いつつ、もともと魚好きな僕はこの食生活を歓迎しています。

魚料理の良さはなんと言ってもその美味しさがお米に合うこと。そして、その時期でしか食べられない旬な魚が存在するのも、季節よって楽しみが増えて楽しいですよね。

しかし魚の良さは単に美味しいだけじゃなく、アトピーの人にはもちろん、身体の健康に良いとされる、様々な栄養素をふんだんに含んでいることです。

この記事では、そんな「魚を食べるべき10の理由」とその栄養効果について書いていきたいと思います。

魚は身体に良い?食べるべき10の理由と栄養効果

ずっと昔から日本の主なおかずとして食卓に並び親しまれてきた海の幸の代表格「魚」ですが、世界の海には約3万種類、そのうち日本の海には3千を越える種類の魚がおり、食用として食べられる魚は約500種類と言われています。

それだけの魚がいれば、その種類によって美味しさも含まれる栄養も様々。正しい知識を身につければ、自分が必要とする栄養を摂ることのできる魚を積極的に美味しく食べることも出来ますね。

以下は「魚を食べるべき10の理由」とその「効果の得られる魚の種類」をまとめたものです。

魚を食べるべき10の理由 効果 魚の種類
1.ダイエット カロリーが低い上に、良質なたんぱく質が含まれる魚はダイエットに最適な食材です タラ、カレイ、アマダイ、アジ、ヒラメなど
2.頭が良くなる 魚に含まれる脂質オメガ3脂肪酸と呼ばれるDHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)が脳の働きを促進します イワシ、サバ、サンマなど
3.骨が強くなる カルシウムが含まれている魚を食べると骨を強くし骨粗鬆症(骨が弱くなる病気)の予防に繋がります ワカサギ、シラス、煮干し、桜エビなど
4.視力を向上させる 魚に含まれる脂質オメガ3脂肪酸と呼ばれるDHAEPAが視神経の働きを促進し目の細胞を再生する働きがあります サンマ、サバ、アジ、シャケ、ウナギなど
5.美容・アンチエイジング 魚に含まれる脂質オメガ3脂肪酸は中性脂肪やコレステロールを減らし、アスタキサンチンは抗酸化力が高く美肌効果を期待出来ます シャケ、アジ、イワシ、サバ、サンマ、タイなど
6.アトピー性皮膚炎の発症を抑える 魚に含まれる脂質オメガ3脂肪酸、特にその中のEPA(エイコサペンタエン酸)には皮膚の炎症を抑える高い効果があります サバ、キンキ、マイワシ、ハマチなど
7.認知症(アルツハイマー型)の予防 魚に含まれる脂質オメガ3脂肪酸と呼ばれるDHAは記憶力、判断力の向上に有効で、血行を促進するEPAも間接的に認知症に役立つと言われています サンマ、アジ、イワシ、サバなど
8.心筋梗塞・心臓発作予防 魚に含まれるDHAは動脈硬化、高血圧の予防に、EPAは血流を良くし中性脂肪を下げる効果があるため心臓病のリスクを下げてくれます サンマ、アジ、イワシ、サバなど
9.うつ病予防 魚に含まれる脂質オメガ3脂肪酸EPAにうつ病リスクを軽減する働きがあることが研究実験により確認されました ハマチ、イワシ、ブリ、サバ、サンマ、サケ、ウナギなど
10.前立腺ガン・大腸ガン・肝ガン予防 魚に含まれる脂質オメガ3脂肪酸EPAにはガンの増殖を抑える働きがあると言われており、ガンの発症に間接的に繋がる糖尿病や肥満の影響を抑える効果もあります サケ、マス、アジ、イワシ、タイ、サンマ、サバ、ウナギなど

いかがでしょうか。表からも魚を食べることで様々な効果が得られるということが分かりますね。

その中でも魚の脂に含まれる脂質オメガ3脂肪酸DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は様々な健康効果をもたらしてくれる貴重な栄養と言えます。

また、これらDHAEPAは体内で生成することが出来ず、十分に摂取するためには魚を食べるかサプリによって補うしかないため、魚は現代人にとってなくてはならない食材とも言えますね。

このように魚は、僕の妻のようにアトピーの対策としても、また僕のように年齢を重ね生活習慣を見直したいと考える人にとっても、美味しく健康的な生活のために積極的に取り入れていくべきでしょう。

季節によって魚の旬を楽しもう

魚の種類によって食べられる季節が異なるのも魚の趣深いところです。

以下の表では、どの魚がいつごろ店頭に並ぶかをまとめました。これからの季節の旬に合わせて食事のメニューに組み込んでみると良いですね。


(3月〜5月)
サワラワカサギタイ、マアジ、マダイ、メバル、ニシン、サヨリ、カツオ、シラウオ、シラス

(6月〜8月)
イサキスズキ、キハダマグロ、メバチマグロ、マカジキ、イシダイゴマサバウナギ、コイ、シイラ、アナゴ、ハモ、ドジョウ

(9月〜11月)
サンマアジサバシャケ、アマダイ、カツオマグロ、カジキマグロ、カマス、キンメダイ、クロダイ

(11月〜2月)
タラカレイブリヒラメマグロハマチ、アンコウ、コハダ、サワラ、フグ、シシャモ

太字の魚は比較的手に入りやすいので、お近くのスーパーでも見かけることの多いものですね。
またカツオのように年に2度旬の時期が訪れるものや、冷凍により一年中食べられるマグロ、養殖の盛んなブリも時期を問わず目にする機会の多い魚と言えます。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
魚は身体に良い?食べるべき10の理由と効果、季節ごとの魚種も紹介」いかがでしたでしょうか?
関連して、魚別でそれぞれの栄養効果を解説した記事も書いておりますので、そちらもぜひご覧下さい。
この記事が皆さまのお役に立てる情報であれば幸いです。

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