どんでん返し・意外な展開が面白いおすすめミステリー漫画14選

皆さん、物語は好きですか?
ちなみに僕は小説や漫画、映画などジャンルを問わず物語を「浴びる」ように読んだり、観たりするのが大好きです。

物語と一口に言ってもスポーツもの、恋愛もの、バトルもの、様々なものがありますが、感動する物語には等しく、意外な展開やミステリー的な謎やその伏線回収が盛り込まれている、と僕は思うのです。
おそらく人は予測が付くものよりも「そうだったのか」という驚きや気づきを得ることで物事を理解し、共感し、感動を覚えるのでしょう。

 そこでブログ一回目は僕も大好きな漫画というジャンルの中で、どんでん返しや意外な展開が面白いおすすめミステリー漫画14選を紹介したいと思います。

筆者・おたクリエイティブ社長さめしま えいじ(オタク歴35年)
・年間で最低でも映画120本、ドラマ360話、アニメ720話(シーズン15本程度)を鑑賞

・漫画は一日一冊、最低でも年間で360冊は読んでおり、これまでに1.5万冊以上購入
・週刊少年ジャンプのやめ時が分からずアラフィフの現在も月曜は欠かさず書店で購入
中学生の頃からオタクを拗らせアニメや漫画、映画など物語の世界につかりながらも、程々にクリエイティブ的な仕事で生計を立てております。
動画サービスはAmazonプライムビデオを4年、dアニメストアを2年利用しており、それ以外にも複数の動画配信サイト(Netflix、hulu、U-NEXTなど)を利用しています。

どんでん返し・意外な展開が面白いおすすめミステリー漫画14

以下、 超有名なものから意外と知られていない作品まで、完結しているものから絶賛連載中のものまで、意外な展開が面白いと思う漫画作品を選んでみました。
少しでも誰かの「読んでみよう」というきっかけになれば嬉しいですね。

ゴールデンゴールド(連載中、既刊6巻) / 著者・堀尾省太

舞台は瀬戸内海の孤島「寧島」。
島に住む少女・早坂琉花は同級生に片思いをしながら将来の進路に悩む中学生。ある日、海辺で拾ってきた奇妙な置物を祠に祀り、片思いの相手が島を出ていかないように彼の好きなアニメイトがこの島に建つように祈ります。
祈りを終え再び顔をあげた流花の目前に立っていたのは、あの置物がまるで命を与えられたように動く、地蔵のような赤ん坊のような姿をした奇怪な存在でした。
「福の‥神‥ですか?」怯えながらも尋ねる流花。
その出会いこそが、流花を中心に家族や周囲の人間、さらには島全体をも巻き込む異変の始まりだったのです。

流花の心情とシンクロするように行動する「福の神」。その奇妙な行動原理や気持ち悪さに一気に興味を持っていかれます。
流花の祖母が経営していた小さな早坂商店を中心に過疎化していた寧島が変化してく過程で、様々な人間の思惑が絡み合う様が面白いです。
まったく展開が読めないのでこの物語の行き着く先がどこなのか?「福の神」の目的が何なのか?など今後どうなるのかとても気になる作品です。

ちなみに作者はあの名作「刻刻」を手掛けた堀尾省太さんの作品とあって、かなりの注目作となっています。

そして堀尾省太さんの名作「刻刻」。こちらは静止した時間の中と言う不思議な世界での命がけの戦いが描かれています。完結済みで一気読み間違いなしの作品です。

ミステリと言う勿れ(連載中、既刊6巻) / 著者・田村由美

爆発的な天然パーマでカレー好きな大学生・久能整(くのう ととのう)はある日、同じ大学に通う生徒が刺殺された事件の容疑者として取り調べを受けることに‥。
あらゆる状況が久能に不利に働き刑事に自供を迫られる中で「何もしてない僕を冤罪に落とし込むほど警察は馬鹿じゃないと思ってますから」と久能は落ち着いた態度で諭すように言います。
取り調べを受けながらも、人並外れた洞察力と知識量で刑事たちとの間に不思議な信頼関係を築き始める久能。
その思考はやがて意外な犯人に読書を導いていきます。

不思議な魅力を持つ主人公・久能整が、ただ事件を解決に導くだけでなく、根本的な人の行動原理や考え方を追うことで、生きる上で大切な本質に「気づき」を与えてくれる作品です。
題名の「ミステリと言う勿れ」とはよく言ったもので、ミステリーでありながらも行動の必然をじっくりと解説していくような面白さがありミステリー好きでなくても楽しめます。
個人的には主人公が何故このような人格を形成したのかそのルーツが気になりましたね。

著者はあのSF大作「7SEEDS」を手掛けた田村由美さんということで、どこまでも底の見えない奥行きの深さのある作品の魅力に納得しました。

田村由美さんと言えばSFサバイバルの名作「7SEEDS」を紹介しないわけにはいきません。怒涛の展開にページをめくる手が止まらない、おすすめの作品です。

アオアシ(連載中、既刊20巻) / 著者・小林有吾

高校サッカーではなく、あえてジュニアユースを取り上げている本作品。

サッカー漫画としての面白さはもちろん、戦術的理論や選手に求められる資質までリアルに丁寧に描かれており、僕が今最も楽しみにしているサッカー漫画です。
熱すぎるチームメイトとの凌ぎ合いの中で、巻数が進むたびに苦難を克服し順調に成長していく主人公・葦人(あしと)。きっと誰もがフォワードとしての輝かしい未来を予感しながら読み進めていくことでしょう。

しかしこの漫画「アオアシ」にはそんなありきたりな展開は待っていませんでした。良い意味で完全に期待を裏切られたのは6巻のラスト。

ただの面白いサッカー漫画だと思って読み進めていた僕はここで完全に足下をすくわれ1巻から読み返し、いくつもの伏線を見つけたことを覚えています。 
まさかサッカー漫画で伏線を探しをすることになるとは思わず、続きの7巻が出るのを待ちわびて、雑誌で読んでいなかったことを後悔しました。

同じ著者・小林有吾さんの作品です。なんと料理漫画ですが、こちらも面白いです。

ブルージャイアント(10巻完結、続編ブルージャイアント・シュプリーム既刊10巻) / 著者・石塚真一

主人公・宮本大(みやもとだい)は世界一のテナーサックスプレイヤーを目指す高校生です。その成長譚が描かれているのですが、見所はまるで音楽が本当に聞こえてきそうな迫力の演奏シーンです
ジャズに馴染みのない僕ですが、読んでいると迫力ある楽器の音が頭の中で鳴り響き、自然と身体がリズムを刻み始めます。
もちろん曲名も知らないですし、楽器がどんな音を奏でるかも知らないので勝手に自分の中でジャズを作り始めるのです
この現象、読んだ方なら分かっていただけると思いますが本当に心の中でジャズが鳴るという、とんでもない漫画です。

常に全力の宮本大を取り巻く周囲の人間模様も素晴らしく、何かを信じて努力する姿に胸を打たれます。

そして巻末についているおまけマンガ「ボーナストラック」がまたイイ。
敢えて主人公に関わったキャラクターにインタビューする形を取っており、読後の余韻が半端ないです。読み終えた後はじっとしていられず、自分も何かしなくては、と思わされる「熱」がすごいです。 

ちなみに衝撃の展開は最終巻10巻のクライマックス直前に訪れます。賛否の別れる展開かもしれませんが、だからこそ強く心惹かれる物語になっているのだと思います。
続編のシュプリームも面白いです。是非。

同じ著者・石塚真一さんの名作。こちらも素晴らしい内容でおすすめです。

青のフラッグ(全8巻) / 著者・KAITO

憧れの男子生徒・桃真(とうま)に思いを寄せる女の子・二葉(ふたば)。
二葉の恋を叶えようと相談に乗るうちに二葉のことが好きになってしまう太一(たいち)。

こうして書くと、ただの三角関係を描いたよくある恋愛漫画という印象ですが、コミックス1巻、5話目で決してよくある恋愛漫画ではないことを思い知らされます。 
とにかく作者・KAITOさんが描く物語の伏線とキャラクターの表情、心理描写が見事すぎます。
何気ない言葉、仕草や表情、その全てに意味があり、読み返すたびに気づきがあるのがこの作品の魅力です。 

登場人物それぞれの思いに気づいてからは、その切ない人間関係に悶絶しながら読み進めることになるでしょう。

二葉の親友・真澄や主要キャラクターの友達も個性豊かで、よくあるご都合主義的な行動はせず「こいつだったらきっとこういう行動をとるだろう」と思わせる展開は説得力があります。

著者のKAITOさんは週刊少年ジャンプで何度か連載されたことのある作家さんですが、少年誌にとらわれず描いた本作は衝撃的でした。

ずっとその先の展開が気になり注目していきた本作品でしたが、ついに最終巻となり物語は結末を迎えました。
結末はどんでん返しでしょうか?順当でしょうか?
いずれにせよ僕の予想とは完全に違うものでしたが、激しく心が揺さぶられる結末だったことは間違いありません。
皆さんも是非、目を逸らさずに彼らの物語を見届けてもらいたいと思います。

同じくKAITOさんの漫画で少年ジャンプで連載していた作品。この頃から少し変わったシチュエーションの青春漫画を描いてた感じで面白いです。

タッチ(27巻完結) / 著者・あだち充

アニメ化はもちろん、実写映画化までされた誰もが知っている不朽の名作「タッチ」ですが、衝撃の展開で読者を驚かせた漫画だったことをここで紹介しないわけにはいきません。

当時、高校生だった僕は連載が終了した「タッチ」を友人に借りて一気読みしたのですが、コミックス7巻の驚愕の展開に呆然とし、しばらくページをめくれなかったことを覚えています。

作者のあだち充氏いわく、その展開については連載を始めたときから決めていたとのことで、まさしく「タッチ」というタイトル通りだったと理解できます。

人気漫画だっただけに当時の雑誌の編集担当者の理解を得られず反対されることは間違いなかったため、その回は内容を明かさずに描き上げた原稿を渡したあと、あだち充氏は行方をくらませたといいます。

担当者の心配をよそに衝撃の展開掲載後「タッチ」はさらに人気を博し青春野球漫画の傑作として今なお読まれ続けている作品です。

こちらは現在連載中のあだち充さんの最新作。なんと「タッチ」と同じ明青学園が舞台の作品で、こちらも面白いですよ。

マイホームヒーロー(既刊11巻)
原作・山川直輝 / 作画・朝基まさし

鳥栖哲雄(とすてつお)は年頃の愛娘・零花(れいか)の一人暮らしが心配で仕方がない、ミステリー小説が大好きな、ごく普通のサラリーマン。
ある日、久しぶりに零花に会いに行くと、その顔には誰かに数発殴られた跡がついていた。心配する哲雄をよそに何も話そうとしない零花。しかし娘と別れたあと哲雄は偶然に娘のことを話す男たちとすれ違う‥。

娘を守る為に哲雄がとった行動、そこから次々と訪れる危機的展開に目が離せなくなるクライムサスペンスです。
キャラクターも秀逸で、何故か動揺する様子もなく哲雄を手伝う妻の歌仙や、詐欺師の麻取など底の知れない怖さを感じさせます。

ちなみに本作はあの「サイコメトラーEIJI(サイコメトラーエイジ)」の朝基まさしさんと今年の秋にアニメ放送が決定している「100万の命の上に俺は立っている」の山川直輝さんがタッグを組んでおり、完成度もかなり高い作品になってます。

近いうちに確実に映像化されそうなほど面白いので、この機会にぜひどうぞ。

そして以下は朝基まさしさんの「サイコメトラーEIJI」です。少し前の作品ですが色褪せない面白さ。

こちらは山川直輝さんの「100万の命の上に俺は立っている」です。こちらも本記事で紹介したかった、展開が気になるどんでん返し漫画です。

彼方のアストラ(5巻完結) / 著者・篠原健太

2019年漫画大賞を受賞した本作は一気に世の中に知れ渡りました。
同年にアニメも放映されましたが、アニメもまた良い出来でさらにファンを増やしましたね。

少年ジャンプで連載していた「SKET DANCE(スケットダンス)」の頃から著者のファンだった僕は初版1巻発売後すぐ購入し、その世界観の虜になったのですが、早くから応援していた作品が徐々に評判になっていく状況を見るのは嬉しかったですね。

ミステリー漫画としてももちろん、宇宙サバイバルものとしても十分面白く5巻で終わらせるのがもったいないくらいの作品です。

読み進めるほどに生き生きとしたキャラに魅せられながら、しっかりと伏線を張り、終盤にその謎が次々と明らかになる展開は素晴らしく、まさにSFミステリー漫画の傑作と言えます。

 所々に散りばめられたギャグも秀逸で「SKET DANCE」にも出てくる単語もいろいろ見つけることができファンは思わずニヤリとしてしまうことでしょう。

以下は同じ著者・篠原健太さんの名作「SKET DANCE(スケットダンス)」です。こちらも最高に面白い作品ですので是非どうぞ。

僕だけがいない街(9巻完結) / 著者・三部けい

何者かに母親を殺害された主人公・藤沼悟(ふじぬまさとる)は「再上映(リバイバル)」という不思議な時間逆行現象によって、小学五年生の自分の身体に精神のみタイムリープしてしまいます。

奇しくもそれはクラスメイトが殺された殺人事件が起こる数日前。
悟はその殺人事件が母親の死と関係しているのではと考え事件を阻止するため、クラスメイトで被害者になるはずの雛月加代を守ろうと決意します

 精神が大人で事件の結果が分かっている悟ですが、事件の犯人が誰なのかは分からずチート感はありません。
しかしむしろそこが良く、友達と協力しながら加代との距離を縮め、手探りで未来を変えてゆこうとしながら、正体不明の犯人に追い詰められていく状況にハラハラさせられる作品です。

僕は読みながらわりと早い段階で犯人が誰なのか予想がついたのですが、だからと言ってつまらなくはならず、むしろ分かったことで犯人の恐ろしさがより明確になり楽しめました。 

ちなみにアニメ化に続き実写映画化もされた作品ですがそれぞれ結末が違うので比較して見るのもアリかと思います。

以下は著者・三部けいさんの最新作です。こちらも展開が読めず面白いです。

サイレーン(7巻完結) / 著者・山崎沙也夏

最初、ゆるめの刑事ものと思って読み始めたのですが一人の美しくも恐ろしいシリアルキラー・橘カラ(たちばなから)の登場によって物語はぐいぐいとミステリー方面に突き進んでいきます。

事件を追う女刑事・猪熊夕貴(いのくまゆき)に敢えて急接近するカラ。
しかしカラの正体には気づかぬまま親交を深めていく夕貴は捜査のコンビを組む恋人の里実偲(さとみしのぶ)と徐々に事件の核心へと迫っていきます

犯人の手がかりが掴めそうで掴めず、追い詰めたと思いきや逃げられる。
その手に汗握るデッドヒートが絶妙で物語にどんどんのめり込んでいきます。 

絵柄も今風で読みやすく、ゆるいシーンも出てくるのですが、その緩急に不意を突かれることもしばしば。

 著者の山崎沙也夏さんの漫画は登場人物や設定に意外なものが多く、好き嫌いが分かれる作品もあるのですが、とにかく驚かされる展開が好きで僕はいつも好んで読んでいます。

 ところで、この作品は菜々緒さんがカラ役でドラマ化もされた作品ですね。ちなみにドラマは僕もまだ観ていないので近々観てみようかと思っています。

以下は著者・山崎沙也夏さんの作品の中で個人的に好きなタイトルです。かなり変わったお仕事をする男女の物語。面白いです。

少女不十分(3巻完結) / 原作・西尾維新 / 作画・はっとりみつる

原作・西尾維新さん、作画・はっとりみつるさんという、たまらない神コラボが実現したミステリー漫画です。

目の前で起こった友達の事故死に顔色一つ変えなかった小学生の少女U。
その事故での一部始終とUの表情を目撃してしまった小説家志望の大学生・僕。ある日、そんな僕の存在を知ったUに僕は刃物で脅され、そのまま自宅の物置に監禁されてしまいます。

奇妙な監禁生活の中で浮き彫りになってゆく違和感だらけの少女Uの行動と生活環境。
僕は監禁されながらも次第にUが自宅でどうやって生活しているのか気になり始めUが小学校に行っている間、監禁場所から抜け出し家の中を調べ始めます。

調べるほどに広がる違和感はやがて残酷で悲しい真実へと読者を導いていきます。 
暗いトーンで進み、辛い現実を突きつけられる本作ですが、僕とUが少しづつ心を通わせる過程には心が和みます。 

原作の伏線回収が素晴らしいのはもちろん、かわいらしい作画も必見の作品です。

以下は西尾維新さん原作のおすすめ漫画「めだかボックス」です。個人的にはかなり好きな作品です。

以下は作画のはっとりみつるさんの最新作です。主人公の金目さんが可愛く、おすすめの漫画です。

寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。(3巻完結)
原作・三秋縋 / 作画・田口囁一

三秋縋さん原作「三日間の幸福」を田口囁一さんの作画でコミカライズした本作は、人間の人生の価値にフォーカスした儚くも美しい恋愛漫画です。

人と関わらず自分の殻に閉じこもった毎日を送る大学生のクスノキ
ある日お金に困り、古本屋に本を売りに行きますがそこで店主から「寿命を売る気はねぇか?」と奇妙なことを問われます。

半信半疑で指定の場所へ行ったクスノキはそこで一人の女性に自分の寿命が30年と3ヶ月、一年につき一万円の価値しかないことを査定されます。
絶望しながらも寿命30年を売り30万円を手にしたクスノキ。残りの人生は3ヶ月しかありませんが、そこへ寿命を全うするための監視員を名乗る女性ミヤギがやってきます。

彼女はクスノキの寿命を査定したあの女性でした。
たった3ヶ月の寿命をどのようなものにするのか?クスノキは監視員ミヤギとの同居生活の中でその答えをもがきながら探してゆきます。

感じ方は人によって様々だと思いますが、もし自分がクスノキならきっと同じことをするだろうと思いながらページをめくり、さらにラストの展開に胸を打たれました。3巻と読みやすい長さの物語なので、さくっと読めておすすめです。

以下は三秋縋さんの原作小説「三日間の幸福」です。

DRAGON BOLL外伝 転生したらヤムチャだった件(1巻完結)
原作・鳥山明 / 作画・ドラゴン画廊・リー

設定が面白すぎる衝撃作です(笑)。
原作は言わずと知れたあの鳥山明先生の超人気漫画「DRAGON BALL(ドラゴンボール)」。

主人公はどこにでもいそうなドラゴンボールが大好きな男子高校生。
ある日の下校中に不注意で階段から落ち、目覚めたらなんとドラゴンボールの世界でヤムチャとして転生していました。
どうして悟空やベジータといった最強キャラではなかったのかと嘆き、戸惑いながらも、大好きなドラゴンボールの世界と、ブルマの可愛さに主人公のテンションは上がります。
しかしそんな気持ちも束の間、彼は思い出してしまいます。
サイヤ人との戦いの中でヤムチャが命を落とすことを‥。
そのヤムチャが死んでしまうシーンとは、もちろん誰もが知っている「アレ」です。
ヤムチャである自分が死ぬ未来のことを知っている。そんな主人公が果たしてどんな行動を起こすのか?
それは見てのお楽しみですね。

いわゆるタイムリープ物とは異なるものの、その世界での未来を知っているキャラクターに自分がなってしまったら、その世界で自分はどうするのか?それがヤムチャだったら?

この設定だけで既に面白いに決まっていますが、意外な展開も待ち受けており最後まで楽しめる作品になっています。

しかもすごいのが原作のドラゴンボールの絵にそっくり!原作者の鳥山明先生も絶賛だったようです。ドラゴン画廊・リーさんは同人誌出身の方でドラゴンボールを始めワンパンマンなどの二次創作作品も描いている方ですね。

ドラゴンボール好きの方は必見の面白さなので、未読の方はぜひこの機会にご覧になってください。

ちなみに以下は本家、「DRAGON BALL(ドラゴンボール)」です。

そして以下はドラゴンボールの続編「ドラゴンボール超(スーパー)」です。こちらの作画は「とよたろう」さんという方ですが、やはり鳥山明先生の絵柄にそっくり。
ぜひ本家ドラゴンボールと見比べながら読んでいただきたい作品です。

約束のネバーランド(連載中、既刊18巻)
原作・白井カイウ / 作画・出水ぽすか

孤児が集まる孤児院・グレース=フィールドで育てられた子供たち。

院のシスターで「ママ」呼ばれ慕われるイザベラのもとで血縁関係こそないものの子供たちは互いを大切に想い幸せに暮らしていました。

しかし里親に出されたはずのコニーが実は食用として出荷された瞬間をエマとノーマンが目撃したところから彼らの世界は一変します

「自分たちは鬼の食料として育てられた」その事実を知った二人は、レイと協力し施設からの脱走を計画しますが、家族同然に育てられた幼い子供たち見捨てられないエマたちは全員が脱出できる方法を考えます。

脱出計画を練るために思考を巡らせる過程や、「ママ」とのぎりぎりのやりとりは見応え十分で時間が経つことも忘れて読み進めてしまうでしょう。

 現在週刊少年ジャンプ連載中の本作品は、漫画、アニメファンなら紹介するまでもない大ヒット作ですが著者は「20巻以内に終わる漫画」を目指しているということで既にそのラストまで頭の中にあるのだろうと思われます。

どのような展開を見せるのか今後も楽しみな作品ですね。

かなりの人気作品なので、スピンオフ作品もいくつか出ていますね。いずれも作品の質が良いのがおすすめです。以下は原作で語られなかったお話しの小説です。

まとめ

最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございます!!
「どんでん返し・意外な展開が面白いおすすめミステリー漫画14選」いかがでしたでしょうか。
あなたの好きな作品は入っていましたか? もしまだ読んだことのないタイトルがあれば是非読んでみて下さいね。
 また、上記の14選以外にもまだまだ面白いミステリー漫画、どんでん返し漫画はありますので、また思いついたらどんどん更新できればと思っています。

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