ミルザープル 〜抗争の街〜・感想とあらすじ【Amazonオリジナル】

ミルザープル 〜抗争の街〜・感想とあらすじ【Amazonオリジナル】

「ミルザープル 〜抗争の街〜」はAmazonプライム・ビデオで配信されているAmazonオリジナルのドラマ作品です。
インドで製作されたバイオレンスドラマでとある街を舞台に渦巻く野心と権力抗争を描いています。
まずはその、あらすじ（ちょいネタバレ含みます）から見ていきましょう。
（※一部Amazonから抜粋しています）

インドの地方都市ミルザープル。
アカンダナンド･トリパーティーはカーペット輸出業を営む資産家であり、裏では銃の流通を牛耳るなどミルザープルの街を仕切る冷酷なマフィアのボスでもある。
そんなアカンダナンドの息子・ムンナは父の財と権力を受け継ぐことを切望するが、アカンダナンドは息子の器には懐疑的である。
そんな中、あるカップルの結婚式でムンナは事件を起こす。
事件の被害者家族の訴えで、弁護士を引き受けたのは、正義感の強い弁護士ラマカント･パンディット。しかし弁護を引き受けたことで、ムンナとムンナの父であり街を牛耳るボス・アカンダナンドと敵対することになってしまう。
ムンナの襲撃を受け、家族までも危険に晒してしまうラマカント。それでも屈しようとしないラマカントはボス・アカンダナンドと話をつけるべくアカンダナンドの元へ赴こうとするが、アカンダナンドが呼び付けたのはラマカントの息子グッドゥとバブルだった。
法の及ばない裏社会で野心、権力、そして欲望が渦巻くゲームが始まる。

法が及ばないほどの権力を持つインド・ミルザープルのボスであるアカンダナンド･トリパーティーが自らを王と称して街を支配していたのが印象的で、インドならではなのか映画とは言え、こういったマフィアの無法が描かれることに日本との文化の違いをまず感じ、非常に興味深く観ることができました。

権力を持つものがあからさまに自分を誇示し力でねじ伏せようとする構図は、ある意味、分かりやすい悪が描かれているため、暴力描写は多いですがストーリーは入りやすいです。
弁護士ラマカントの家族とマフィアのアカンダナンドのファミリーの対比も面白いです。
ラマカントの息子・グッドゥとバブルの兄弟が権力を手にすることで、気持ちがどう変わっていくのかも見どころで、その変わりように人間の恐ろしさを垣間見ることができます。
（※凄惨でショッキングなシーンも多いため苦手な方は要注意です）

インドの作品ということで馴染めるか心配だったのですが、ストーリーが進むにつれて先が気になる展開も多く、僕としては最後まで楽しんで観ることができたドラマでした。

予告編を紹介したかったのですが、残念ながら現時点ではどこを探しても見つかりませんでしたので、ぜひ本編を実際に観て欲しいと思います。

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