クリエイティブ仕事はフリーランスの時代へ!需要の高いデザイン業務とは?

Creative

誰でもクリエイターになれる時代がやってきました。
時と場所を選ばずに写真や動画が撮影でき、自分が作った音楽やイラストや漫画、小説など作品を簡単にネットにアップできるわけですから、当然と言えば当然です。
中にはプロ顔負けの作品を作る人もおり、そのままどんどん稼いでしまう人もいたり、起業したり、副業としてクリエイターを続けてみたり、そんな人たちを見ていると自分にも何か出来ないかと考えたりすることは誰でも一度くらいはあると思います。
時代は違えど僕もそんなクリエイターへの憧れからデザイナーを志しスキルを学び、クリエイティブ会社に就職した経緯があります。
そのときの経験を踏まえて、今回はクリエイティブ系の仕事で需要の高い職種を紹介できればと思います。

筆者・サメシマエイジ経歴
・クリエイティブ業界歴28年目
・クリエイティブ会社経営(社長雇用1回、役員雇用3回)経験あり
・クリエイティブ会社を自ら起業し現在に至る
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クリエイティブ仕事はフリーランスの時代へ!デザイン案件受注の仕組みを解説

僕が過去に務めていたクリエイティブ会社はグラッフィクデザインから空間デザイン、Webデザインまで幅広く仕事を受けている珍しい会社でした。
僕はそこでデザイナー(グラフィック、空間兼任)として働き始め、ディレクター(企画や業務推進を行う)になりアートディレクター(案件のデザインプロデュースとマネジメント)を経て役員に抜擢されたという経緯があります。
会社の規模としてはクリエイティブ会社としてはそこそこで社員は40人前後。内訳としてグラフィックデザイナー10名、空間デザイナー15名、企画プランナー5名、営業5名、経理事務5名という感じでした。

自分のポジションと関係なく一貫して感じていたことは常に人材が不足していたということです。
転職の多い業界ということもありますが、仕事の量が一定ではなく売り上げが上がったり下がったりすることが主な原因でした。理由としては以下のことが上げられます。

・予算の多い仕事はコンペになることが多い→コンペに負ければ売り上げなし
・デザインのクオリティが低いと仕事から降ろされる→クリエイティブ会社は他にたくさんある
・総合力の高い大手企業に持って行かれる→大手にデザインも込み込みで取られてしまう
・デザイン費用を値切られる→心理として人は形の見え辛いものを値切ってくる

付き合うクライアントの品位や質にもよりけりですが、僕がいた会社だけでなく、クリエイティブ会社に勤める知人は少なからず、上記のような状況に陥ったことがあると言います。
このようなことが重なるとスタッフが余ってしまう時期が出たり、反対にコンペに連勝したりすると手が足りなくなるという状況に簡単になってしまうのです。
スタッフの手が回らなくなると、周囲にいるフリーランスのデザイナーに声をかけ外注することになります
定額の給料を社員に支払いながら、忙しいときはさらに残業費も払う。その上、外注にも費用が発生するとなれば、仕事の利益は激減します。
例えば予算100万円の仕事の場合、以下のような感じです。

クライアント 予算100万円 クリエイティブ会社 給料40万+残業代で15万円 社内デザイナー
        予算30万円 外注フリーランスデザイナー
        残金15万円 粗利益

社内デザイナーの残業代もさることながら外注費用で痛い出費となり利益は減ってしまいますし、下手をすれば赤字です。
また、上の図式を見ると以下の二つのことが浮かび上がります。

・クライアントが外注デザイナーに直接声をかけてしまえば予算を節約できる
・外注デザイナーもクライアント繋がれば交渉次第でもっと上の予算が見込める

つまりはクリエイティブ会社の存在価値がなくなってしまうということですね。
衝撃的な話しですが、これは珍しくないことで、高い予算を要求する会社組織よりも、予算が節約できて直接クリエイティブの意志疎通を図れるフリーランスの方が重宝される場合は多くなってきているのです。
逆に会社組織も社員を大量に抱えずにフリーランスの仲間を増やしておけば、定額の給料を発生させず、必要に応じて仕事を組み立てられるというわけですね。

結論・クリエイティブワークは組織単位から、個人のフリーランスに移行している

ちなみに僕がいた会社は、独立したいというスタッフを支援し徐々にフリーランスへ業務シフトすることでなんとか倒産せずに済みました。

重宝されれば儲かる!フリーランスとして選ぶべきデザイン業務

フリーランスとして個人でクリエイティブな仕事を受注する場合、よく考えたいのがその仕事の種類と需要です。
以下はグラフィックと空間のデザイン業務とその種類です。グラフィックは大きくブランディングとデザイン業務に別れ、空間は企画、デザイン業務、管理といった形で別れます。空間は現場も出てくるのが大きな違いですね。

グラフィックデザイン系
・企業、ブランドロゴ(ブランディング、企画)
・紙媒体広告デザイン(ポスターなど広告物全般)
・販促ツールデザイン(パンフレット、DM、店頭POPなど)
・エディトリアルデザイン(本、雑誌等)
・Webデザイン(ネット媒体)
・映像デザイン(動画、ネット媒体)
空間デザイン系
・空間プロデュース(コンサル、企画)
・平面計画、インテリアデザイン(空間形状、材質決め、家具選定など)
・CGデザイン(空間のCGを起こし視覚化する)
・設計図面作成
・デザイン監修、施工管理(現場立ち会い、業者管理)

そのほかにもプランナーやコピーライターなど外注していた仕事は他にもありましたが、デザインに絞ると上記にあげたとおりです。
仕事の種類の特徴や必要スキル、おすすめ度など一覧にしてみると以下のようになります。

グラフィック
デザイン系
特徴 スキル 大変さ 業務
単価
おすすめ度
企業やブランドのロゴ 企画力とアイデア、高いデザインセンスが必要 illustrator
Photoshop
センスとアイデア次第 高め ×
紙媒体広告
デザイン
まあまあのデザインセンスと入稿知識が必要 illustrator
Photoshop
普通 普通
販促ツール
デザイン
ほどほどのデザインセンスと入稿知識が必要 illustrator
Photoshop
普通 普通
エディトリアルデザイン 編集デザインのセンスと入稿知識が必要 InDesign
Photoshop
普通 普通
Webデザイン ほどほどのデザインセンスとWeb知識が必要 illustrator
Photoshop
やや楽 普通
映像デザイン 動画デザインのセンスと編集スキルが必要 Premiere Pro
(動画編集ソフト)
Photoshop
やや大変 やや
高め

表の通り、グラフィックデザイン系の仕事をフリーランスで受注するなら、Webデザインがおすすめですね。多少のコーディング(プログラミング)スキルやHTML・CSSの知識は必要ですが、独学で学べるレベルなのでそこまで大変ではありません。ただし仕事によっては複雑なプログラムスキルが必要となる場合もあるためその際は、プログラマーを別に立ててもらうようクライアントに相談すべきです。
また映像デザインもまだまだ出来る人は少ないので狙い目ですね。映像編集のスキルを身につけるのは大変かもしれませんが報酬は高めで需要もあるため、その価値は十分あると思います。

空間デザイン系 特徴 スキル・資格 大変さ 業務
単価
おすすめ度
空間プロデュース 企画デザイン力、コスト算出力など PowerPoint
(企画書ソフト)
企画力がなければ大変 高め ×
平面計画、インテリアデザイン デザインセンスと空間プランニング力が必要 AutoCADや
VectorWorks
やや大変 普通
CGデザイン CG作成技術と空間デザインセンスが必要 MAYA、3ds MaxなどのCGソフト
Photoshop
やや大変 やや
高め
設計図面作成 多少の建築知識と図面作成技術が必要 AutoCADなど図面作成ソフト 普通 普通
デザイン監修、施工管理 図面を読む知識と施工管理技士の資格 施工管理技士資格 資格取得が
大変
高め

空間系でフリーランスで仕事をやるならCGデザインの仕事がおすすめです。先に3Dソフトを習得する必要があるため手間はかかりますが、3Dで空間を作っていく過程は面白いので楽しく学べると思います。仕事を重ねるたびに素材テクスチャや家具のデータなど使い回せるものが増えるのも、長く続けるには良いと思います。
また施工管理技士の仕事も資格を取るという大変さはありますが、もし取得できれば建築業界では引く手数多なため、報酬も高めを望める仕事なのでおすすめです

ちなみに僕の会社も社員は僕一人だけで、全ての仕事をフリーのデザイナーさんと分業しながら進めるというスタイルをとっています。
いつもお願いしているフリーランスの誰が何を得意なのかも分かっているため失敗はなく、社員の残業を気にすることもないため、ストレスもゼロです。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました!
「クリエイティブ仕事は個人受注の時代へ!フリーランス需要の高いデザイン業種」いかがでしたでしょうか。
今回の記事で紹介した、おすすめのデザインワークに関しては今後さらに掘り下げていこうと思いますので、興味があれば是非ご覧下さい。
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。 

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