グラスフェッドバターとは?ダイエット効果とコレステロール・おすすめも紹介

  • 2019年11月25日
  • 2021年4月12日
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・グラスフェッドバターって普通のバターと何が違うの?
・ダイエットしててコレステロールが心配だけど食べても大丈夫?
・おすすめのグラスフェッドバターはどんなものがあるの?

こういった疑問にお応えする記事です。
グラスフェッドバターに興味があればぜひ、お読みください。

筆者・さめしま えいじ(ダイエット歴6年目)
・パーソナルジムで体重90kgから20キロ減の70kg、体脂肪率14%までダイエット
・多少リバウンドを経て現在72kg、体脂肪率16%を維持(身長175㎝)
美味しいものには目がなく、食べるためにダイエットしているという感じです。健康に痩せたいので食事は低糖質でオーガニックなものにこだわっていますが、わりとユルめです。

グラスフェッドバターとは?ダイエット効果とコレステロール

以前、お米についてのダイエット記事を書きましたが、僕のダイエットはユルいので、どうしてもパンを食べたくなったときは、欲望に従って食べてしまうこともあります。
ぶっちゃけパンは美味しいです。グルテンフリー推奨派は米粉パンもありですね。

原料が小麦(穀物)のパンは糖質が多い食べ物で、ダイエットには不向きですが、一緒に食べるものによっては血糖値の上昇を低く抑えることが可能です。
ある医学誌で紹介されたデータでは、その食材をパンに塗って食べた場合、血糖値がピーク値に至るまで90分、何も塗らずにパンだけを食べた場合の30分と比較して3倍の時間がかかっていたということでした。
これはつまりその食材を塗ると血糖値の上昇を抑える働きがあるということです。
その食材とはバターです。
ただし一口にバターと言っても様々な種類があるため、全てに当てはまるとは言えません。ダイエットに効果があっても建康に害を及ぼしては意味がないからです。
ではどんなバターが良いのか?
そしてバターには何故、血糖値を抑える働きがあるのか?
順を追って解説していこうと思います。

グラスフェッドバターとは?【バターの質にこだわる理由】

「バターがダイエットに効果がある」とはいえバターは乳製品。
乳製品は牛乳も含めて、質の良いものにこだわる必要があります。
なぜなら世界の酪農牛のほとんどが、遺伝子組み換えの穀物を餌として育てられているという現実があるからです。
何故、遺伝子組み換えは避けた方が良いのか?その理由は以下の通りです。

【遺伝子組み換え食材を食べることのデメリット】
遺伝子組み換え食材を食べることのデメリットとして心配されることは健康被害です。遺伝子組み換えとは作物を大量の育てるために本来ある作物の遺伝子を組み替えるためるというもの。組み替えられた遺伝子はそのものが「不完全」なため、食べ続けることでさまざまな症状が世界で確認しされています。
・身体に不自然な腫れ物ができる
・身体に皮膚がんのような模様が出る
・アレルギー疾患増大の可能性
・免疫力低下などの可能性
動物実験でもこういった結果が出ているため、遺伝子組み換えは安全とは言い切れません。(特に僕の妻はアトピーがひどいので、気を使うようにしています)

遺伝子組み換えの作物の問題はそれだけではなく、このような穀物は大量の農薬化学肥料を使用して育てている可能性も高いです。
このように一般的に乳製品は質の良いものが少ないと言え、質の良い乳製品を手に入れるためにはその餌にも注目する必要があるのです。

そんな乳性品であるバターの中で特に質にこだわったバター、それがグラスフェッドバターです。
グラスフェッドバターはその名の通りグラス(牧草)のみを与えた(フェッド)牛、つまり牧草牛から絞られた乳を原料として作られたバターのことです。
牧草牛は成長ホルモン剤や過剰な抗生物質の投与を行わずのびのびと育てられた牛なので、その乳も安全で栄養価が高く、その乳から作られるバターも美味しく上質なものになるということなのです。

グラスフェッドバターの栄養【ダイエット効果とコレステロール】

コレステロールとは人間の血液中だけでなく脳、内臓、筋肉など全身に存在している脂質の一種。
血液中のコレステロール値が高すぎると動脈硬化や肥満の原因になると言われていますが、バターに含まれるコレステロール値はパンに塗る程度の10g程度の量であればコレステロール15mg前後なので、卵一個のコレステロール量の200mg前後と比べると決して高い水準ではありません。つまりバターはパンに塗る程度食べても太らない。むしろバターを塗るパンに太る要因があると言えます。
そして最近になってバターの脂質が血糖値が急激に上がるのを防ぐことで注目されています。バターに含まれる脂肪燃焼する脂肪酸・酪酸共役リノール酸が代謝効率を上げることはもちろん、同時に筋肉を増加・増強させる効果もあるということで、アスリートやボディビルダーの間では共役リノール酸が含まれているサプリメントなどの愛用者も多いです。

また抗酸化作用のあるカロテンビタミンAビタミンEもバターには豊富に含まれており、美肌効果に一役買っています。

そして動脈効果や生活習慣病などの予防に効果を発揮するのがオメガ3脂肪酸。特にグラスフェッドバターには普通のバターの約5倍のオメガ3脂肪酸が含まれているため、おすすめです。

【グラスフェッドバター栄養効果まとめ】
酪酸、共役リノール酸→代謝効果、筋肉を増加・増強させる効果
カロテン、ビタミンA、ビタミンE→抗酸化作用、美肌効果
オメガ3脂肪酸(普通のバターの5倍)→動脈効果や生活習慣病などの予防効果

おすすめのグラスフェッドバターを紹介


グラスフェッドバターは残念ながら一般的に売られているバターと比較するとかなり高価です。
また、スーパーなどで普通に見かけることも少ないため、ネットで欲しいものを購入するのが良いでしょう。
僕の家でもよく使っているグラスフェッドバターはもちろん、そのほかにもおすすめのものをチョイスして紹介しますので、ぜひお試し下さい。
(※以下のものは全て無塩のものを選んでいます)

⬇️定番のフォンテラのアンカー・グラスフェッドバターです。

⬇️こちらもニュージーランド産。1キロあるので冷蔵庫を開けときましょう。

⬇️僕の家で使っているやつです。こちらはオーストラリア産です。

⬇️こちらは珍しい日本産のグラスフェッドバター。口当たりなめらかなのにコクがあって美味しいです。「マツコの知らない世界」でも紹介されマツコさんに大絶賛されていました。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
グラスフェッドバターとは?ダイエット効果とコレステロール・おすすめも紹介」いかがでしたでしょうか?
オーガニック・健康食品については他にも記事を書いていますので、よろしければそちらもぜひご覧下さい。
この記事が皆さまのお役に立てる情報であれば幸いです。

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