水を飲んで生活習慣病改善!がんにも効く?水飲み効果で糖尿病予防

  • 2019年10月19日
  • 2021年4月12日
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水を飲んで生活習慣病改善!がんにも効く?水飲み効果で糖尿病予防

誰しも加齢とともに起こりやすくなるのが動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞、そして「がん」。それらを誘発するのが肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病です。数年前の僕は健康診断で糖尿病予備軍と診断されていましたが、あることを習慣化してからは健康診断で悪い数値が出ないようになりました。その習慣とは水を飲むことです。単純なことでしたが当時、スポーツドリンクやエナジードリンクばかり飲んでいた僕には素晴らしい効果を発揮しました。

今回の記事は水を飲むことで得られる生活習慣病予防の効果についてです。興味のある方は是非、最後まで読んでみて下さい。

「がん」は生活習慣病。水飲み効果は同一線上で繋がっていた

数年前まで僕は一日にタバコ二箱を吸うほどのヘビースモーカーで夜は毎日のようにお酒を飲み、日常的にスポーツドリンクとエナジードリンクを飲んでいました。
仕事が営業職ということもあったため、家に帰る時間も、食事の時間も、寝る時間も不規則で、適度な運動などはもちろんしていません。今思えば生活習慣病になるための良くないことを全部やっていたといっても過言では無い生活を送っていました。
もしあのままの生活を送っていたら控えめに言っても僕は何らかの生活習慣病を発症していたことでしょう。
そもそも生活習慣病とは悪しき生活習慣を送り続けることで発症する病気なため、不健康そのもののような生活を送っていた僕はまさに生活習慣病予備軍ということになります。実際に糖尿病予備軍と診断されたこともあるため間違いありません。
ちなみに生活習慣病として患者数が多く代表格とも呼ばれるものは「糖尿病」「脂質異常症(高脂血症)」「高血圧」の三つです。これらの病気が診断されたとしてもすぐに命を落とすことはありませんが、いわゆる三大疾病と呼ばれる「がん(悪性新生物・上皮内新生物)」「心疾患」「脳血管疾患」も生活習慣病の中に分類されていることをご存じでしょうか。
誰もが知っているとおり、この三大疾病と呼ばれる「がん」「心疾患」「脳血管疾患」は死に直結する病気です。糖尿病や高血圧と比べても緊急性はまるで違います。それなのに同じ生活習慣病と呼ばれる由縁は何なのか、それは悪しき生活習慣の延長線上にこれら「がん」「心疾患」「脳血管疾患」が待ち受けているからに他なりません。
つまり「糖尿病」「脂質異常症(高脂血症)」「高血圧」の人が「がん」「心疾患」「脳血管疾患」を発症することは珍しいことではないということ。
実際に糖尿病患者は特にすい臓がん、肝臓がん、大腸がんになりやすいそうです。また「脂質異常症(高脂血症)」「高血圧」の人は「心疾患」「脳血管疾患」になるリスクを常に抱えていると言って良いでしょう。
これは日々何気なく送っている良くない生活習慣が蓄積して生活習慣病を発症しさらに命に関わる病気へと繋がっていくという負の連鎖です。
この負の連鎖を断ち切るために、たった今から誰にでも簡単にできることこそが「普段飲むものを徹底して水にすること」なのです。

もちろんそのほかにも「適度な運動をおこなうこと」、「禁煙すること」も実践していきたいところですが人によってはなかなかハードルが高いため。まず先に「水を飲む」ことを習慣化してから徐々に行っていくと良いでしょう。
ここまで僕が「水を飲む」ことをおすすめする理由は、生活習慣病を予防するために最も合理的かつシンプルでコスパの良い方法だからです。

水を飲むことで糖尿病予防!「がん」への効果も期待

十分な量の水を常に摂取することによって、いろいろな病気を予防することができると言うことが科学的に明らかになってきています。
もっとも身近なところで言えば風邪、そして老化による痴呆症もその一つです。その単純なメカニズムは以下の通りです。
風邪予防→普段から水を飲むことで血流を促進し、ウイルスを洗い流す
痴呆症→習慣的に水を飲むことで脳の脱水状態を改善し、脳細胞の働きを活発にする
どちらもたったの1行で説明できるほどの単純さですが、身体のメカニズムから見ればシンプルで理に適った効果と言えます。
そして「水を飲む」効果は「がん」にも及びます。
前述したとおり「がん」、特にすい臓がん、肝臓がん、大腸がんが「糖尿病」から発症するリスクは一般の人と比べると大腸がんは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、すい臓がんは1.85倍も高くなったというデータがあります(※2013年に発表された日本糖尿病学会と日本癌学会による10年間の追跡調査の結果)。
これは糖尿病では細胞を成長・増殖させるインスリンが多く分泌されるため、それががん化につながるのではないかと考えられています。こうした因果関係が存在する以上、糖尿病を予防することは「がん」を予防することにも繋がります。
数年前、糖尿病予備軍だった僕ですが、今はまったく糖尿病のリスクを感じさせない健康診断結果を得られるようになりました。それもひとえに悪しき生活習慣だった糖分や化学甘味料や添加物の多い飲み物を一切やめて、水を飲むようにしたことが始まりでした。
どうして「水を飲む」というたったそれだけのことで糖尿病が改善されたのか?

そもそも糖尿病とは、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンとは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。
ちなみにインスリンが働かずに血糖値が常に高い状態にあると、血液が濃くなり、脱水状態になるばかりでなく、失明したり、糖尿病や心筋梗塞・肝硬変といった病気にかかりやすくなるというリスクが生じます。
つまり糖尿病を予防するということは血糖値を正常に保つ必要があるということ。そのためにはまず糖質制限が効果的です。糖質とはごはん、パン、麺類などの原料である穀類に多く含まれている栄養素なのですが、摂取しすぎると体内に蓄積されて脂肪となります。体の脂肪が増えるとインスリンの効き目が悪くなります。特に内臓脂肪が増加すると、脂肪組織から分泌されるホルモンの影響でインスリンの効き目が悪くなります。すると、すい臓は血糖値を下げるために大量のインスリンを出し続けます。インスリンには、血糖値を下げる働きとともに体に脂肪をため込ませる働きがあります。そのため大量に分泌されたインスリンでさらに太りやすくなるという悪循環が起こります。そして、働き過ぎたすい臓が疲れきってインスリンを少ししか作ることができなくなると血糖値を十分に下げられず、糖尿病を発病するのです。
つまり糖尿病を発症させないためには糖質制限する。脂肪をためない身体を作る。内臓脂肪を減らす。どこかで聞いたことのある言葉ですね。そうです。糖尿病を予防するという行為は、ダイエットすることと行動はほとんど同じです。

ダイエットに不可欠な3大要素
1.運動すること(筋トレと有酸素運動)
→筋トレで代謝効率の良い身体を作り、有酸素運動でエネルギーを消費させる
2.糖質を断ち、たんぱく質をより多く摂取する
→筋肉を育てる栄養素であるたんぱく質を摂取し、過剰に摂ると脂肪になる糖質を断つ
3.水を飲むこと
→血流を良くして身体の代謝機能を上げる、また筋肉の育成には水が必要

上記のとおりダイエットは「運動と食事と水を飲むこと」が密接に繋がっていることが分かるのですが、これはそのまま糖尿病予防にも当てはまります。

糖尿病予防に不可欠な3大要素
1.運動すること
→肥満予防のために適度な運動を心がける
2.糖質を断ち、栄養バランスの良い食事を心がける
→脂質をためないように食事で糖質制限をする
3.清涼飲料水をやめて水を飲む
→砂糖の摂取を控えて、水を飲むことで血流を良くして身体の代謝機能を上げる

どうでしょう?少しだけ目的は違えど、糖尿病予防とダイエットの行動はほとんど同じですね。このようにダイエットをすることは自然と糖尿病予防に繋がっていると考えて良さそうです。
ちなみに3番の清涼飲料水をやめることというのは、いわゆる「ペットボトル症候群」から抜け出そうという考えで「ペットボトル=砂糖を大量に含んだ飲みやすい清涼飲料水」を摂取することをやめて、代わりに水を摂取しようというもの。清涼飲料水に含まれた大量の砂糖を摂取すると急激に血糖値を上げてしまうため糖尿病発症のリスクが上がります
しかしこれが水に変わることで、身体は水分だけを吸収しそれを隅々まで行き渡らせることができるのです。生活習慣の中で水を飲み続けるとその潤いによってドロドロになっていた血液は徐々に中和され、サラサラに変わっていきます。こうして血流が良くなっていくことで身体の代謝が促され脂肪を燃焼しやすい身体へと変わっていくのです。血液循環系がスムースに機能を果たすようになると、免疫力を向上させるたくさんの細胞が「がん」を生み出す可能性のある組織へと届くようになります
こうした良い循環を作るために「水を飲む」ことは不可欠であり、糖尿病予防にも、ひいては「がん」予防にも効果があると言えるのです。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
水を飲んで生活習慣病改善!がんにも効く?水飲み効果で糖尿病予防」いかがでしたでしょうか?
関連して、水を飲むことで得られる10の良いことについても記事を書いておりますので、そちらもぜひご覧下さい。
この記事が皆さまのお役に立てる情報であれば幸いです。

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