日々、スマホやパソコンなど目を酷使することが多くなった現代人。若い頃はまだ良いのですが、年齢を重ねると目がかすんだり、睡眠不足だと目の下にクマができたりしてしまいます。
かく言う僕も毎日、長時間にわたってパソコンワークをしているためその疲れはすぐに目にきてしまいます。目の疲れは身体の至る所に連鎖し、老化現象となって表面に出てきてしまうため、アンチエイジングにとっては課題の一つですね。
そんなわけで今回の「男のアンチエイジング!」記事のテーマは「目」です。疲れ目が引き起こす老化現象のメカニズムやその予防策について解説していこうと思いますので、最後まで読んでいただければ幸いです。
疲れ目が引き起こす負の連鎖!その仕組みを解説
年齢を重ねると目が疲れることで視界がかすんだり、目が乾燥したりすることは日常的に起こりえることです。
しかしその「疲れ目」は目以外にも連鎖して悪影響を及ぼしていることはご存じでしょうか。
普段から目を酷使している僕が身をもって経験したことも踏まえながらなのですが、目の衰えからくる身体の異常について解説したいと思います。
眼精疲労→姿勢悪化→肩こり→ストレートネック→偏頭痛という負の連鎖
長時間スマホなどを見ていると誰でも感じたことのある「目が疲れる」、「目が重い、痛い」という状態に陥るかと思います。これがいわゆる「疲れ目」というものですが、多くの場合その目の疲れは少し眠ると回復します。
しかし眠っても回復せずにいつまでも症状が残ってしまう場合を「眼精疲労」と言います。眼精疲労の場合は単に「目が疲れる」という症状から目のかすみやぼやけ、痛みや充血、目がしょぼしょぼしたり、時には涙が出たりもします。
こうした眼精疲労の主な原因としては「目の使いすぎ」によるものがほとんどです。目を酷使することで瞬きの回数が減り、ドライアイ状態になることでも眼精疲労を起こしやすくなると言います。
また視力が悪い人や眼鏡やコンタクトレンズが合わない人、老眼の人もかなりの確率で眼精疲労を起こすと言われています。
ちなみに僕の場合はもともと視力が悪いと言うこともあり、ものを見るときに極端に目を凝らしたり、目を近づけて見ていたために常に目がかすみ、充血することも多く、慢性的に眼精疲労の状態でした。
そのような状態でも、ただの眼精疲労で仕事を休むことも出来ないため僕は目を酷使し続けました。すると食い入るようにディスプレイに顔を近づけないと文字がよく見えないため、パソコンに向かう僕の姿勢はどんどん悪くなりました。背が丸くなり首を前に突き出す姿勢、いわゆる猫背の状態なのですが、この姿勢は頭の重さを首だけで支えるために首にはかなりの不可がかかります。その首を支える肩も当然無事では済みません。
こうして僕は酷い肩こりに常に悩まされ、首も前に突き出された状態、いわゆるストレートネックになってしまったのです。さらにその状態が長く続くと身体の血流は悪くなり、今度は偏頭痛にも悩まされるようになりました。
ドミノ倒しとでも言いましょうか、疲れ目から始まり→眼精疲労→姿勢悪化→肩こり→ストレートネック→偏頭痛という、まさに負の連鎖ですね。
そしてこういった症状が慢性化することでその疲れは身体全体にもどっぷりと広がり、目の下のクマなどの老化現象も加速していくのです。
疲れ目、眼精疲労の予防と対策
前述しましたとおり、負の連鎖を生み出し老化にまで繋がってゆく「疲れ目」は「眼精疲労」はアンチエイジングを目指す人にとって大敵と言えます。
とは言えスマートフォンやパソコンなどは私たちの生活になくてはならないもので、一日のうち一度も見ないで済ますことは難しいことでしょう。
それならば「眼精疲労」に至る前の「疲れ目」の状態で目の疲れを癒やすことが「眼精疲労」の予防策と言って良いのではないでしょうか。
まずは「眼精疲労」になってしまう前に疲れを癒やす!その効果的な対策をご紹介したいと思います。
姿勢を見直す
パソコン作業などの姿勢を見直すことで、疲れ目予防に繋がります。
椅子に座るとき背筋を伸ばし、深く腰掛け背は背もたれに十分当たるように座りましょう。ただし長時間正しい姿勢を維持するのは大変なため効果のある姿勢矯正グッズを使うのも良いと思います。
「Body Make Seat Style」は椅子に乗せて使うだけの簡単な仕様ですが、正しく座る姿勢を維持するにはとても効果的なグッズでおすすめです。
また長時間パソコン作業をした場合はストレッチや目のマッサージなどで血行を良くすることも忘れずに行いましょう。
眼鏡やコンタクトレンズの見直し
眼鏡やコンタクトレンズの度が自分の視力と合っていない場合、目は激しく消耗してしまいます。視力が落ちたと感じたら、すぐにお近くの眼科で視力を測り、使用している眼鏡やコンタクトレンズが合っているか調べた方が良いでしょう。
また老眼による遠視も目の疲れに繋がるため、自分の目に合った老眼鏡を作るなどしておきましょう。
ちなみに僕はパソコンワークの際に字が小さすぎると感じた時は「ハズキルーペ」をかけて仕事するようにしています。
目薬をさす
目薬をさすのも目の疲れを回復させるには効果的です。特に長時間、目を使っていると目のピント調節機能が低下してきます。
その場合、回復効果が期待出来るビタミンB12やオスチグミンメチル硫酸塩が入った目薬を使うと良いでしょう。おすすめの「サンテメディカル12」は目の疲労改善に効くビタミンB12やオスチグミンメチル硫酸塩を豊富に含んでおり目のピント回復機能に効果的です。
目の代謝を高めたいときはタウリンやパンテノールが入った目薬なども効果的で、「ロートVアクティブ」は加齢による疲れ目の回復に効果的な代謝促進成分が豊富に入っておりおすすめです。
また、目の乾きを感じた場合は自然の涙に近い成分の人工涙液タイプの目薬か、コンドロイチン硫酸エステルナトリウムの入ったものを点眼するのが良いでしょう。おすすめの「ロートソフトワン点眼液」は涙に近い成分で構成されており、さらに防腐剤フリーの優しい目薬です。
目を温め効果と冷やし効果
「温める」ことと「冷やす」ことは疲れ目対策としては手軽に出来る効果的な方法ですので、それぞれ目の症状によって使い分けるのが良いでしょう。
疲れ目やドライアイなどのショボショボ目には「温める」ことが効果的です。温めることで目はもちろん目の周囲の血流を良くして、緊張をほぐし新陳代謝の効率も上げてくれます。目を温めるグッズとしては「めぐりズム蒸気でホットアイマスク」が手軽に使えておすすめです。
また結膜炎や寝不足など目が炎症し充血している場合には「冷やす」ことが効果的です。目の血管が膨張することで起こる症状のため、温めると逆効果になってしまうため必ず冷やすようにしましょう。「PLEMO アイマスク温冷両用」は冷却ジェルを冷やして使う仕様なため何度でも使用可能な商品です。また温めることもできるためお得ですね。
抗酸化作用のある食材を摂る
ブルーベリー、黒豆、小豆などに含まれるアントシアニンは抗酸化作用があり目の疲れ、老眼をはじめ、身体が老化するスピードを緩める効果が期待出来る食材です。またブロッコリーやモロヘイヤ、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれるルテインは網膜の黄斑部を守り疲れ目に効果があると言われています。
これらの食材をバランス良く摂取することで疲れ目の予防を行いましょう。
目にクマが出来てしまったら
疲れ目の予防を行っても、ハードな目の使い方によって目の下に暗い色のクマなど疲れの症状が現れてしまうこともあります。
目の下の皮膚は非常に薄く、血流が悪いと皮膚の下の毛細血管が透けて見えてしまうことがクマの原因です。
つまり対策としては血流を良くし新陳代謝を高めることで改善できます。
おすすめの「ネイトラアイクリーム」を寝る前に目元に軽くマッサージしながら塗ると血流が良くなりクマの改善に効果が期待出来ます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
「男のアンチエイジング!疲れ目と目元の老化予防策」いかがでしたでしょうか?
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この記事が少しでも皆さまのお役に立てたなら幸いです。